仕事の裏話など少し変わった切り口で情報を発信していきたいと思います。それでは、ご覧ください。
弊社もですが、よく造園屋さんがトラックの荷台に脚立を重ねて積み込んでいるのを見かけます。
積み方が悪いと、走っているうちに積んだ脚立が崩れる危険があります。
だからといってロープで力一杯締め付けるだけだと、アルミでできている脚立は簡単に曲がってしまいます。
そこで、崩れず、曲がらないよう積む必要があるのですが、インターネットでざっと調べたところ、積む方法を示したサイトはなかったです。なので書いてみます。
まず、第一に原則二人以上で積みます。積む途中で崩れてくる危険が高いので、一人で積むのは危険です。やり方は・・・
①トラックの荷台後部に脚立を立てかけます。その際、脚立の前足と登り部の間に写真にあるような垂木を挟んでおくことで上に重ねる脚立の重みで曲がるのを防ぎます。
予め後部を縛るためのロープを配しておきます。
②後ろから荷台後部を滑らせながら上に引き上げます。重くて上がらないときは横から1本ずつ載せていきます。
定位置より少し上げておいてからロープを×の字型に配して脚立が下がらないようにします。
後ろを縛り終えたら脚立の一番下敷きになっている部分を持って下に引き下げます。
こうすることで走っているうちに脚立が下がってロープが緩むことを防ぎます。
③トラック荷台前部(脚立上部)をトラック後部ガラス格子を経由させて脚立に通して縛ります。
結ぶ際、ロープを引っ張り過ぎないよう注意して縛ります。引っ張りすぎると脚立が曲がります。
最後に脚立の真ん中を持って力を込めて揺すってみてしっかり固定できていれば完成です。
脚立を降ろすときは逆の順序で降ろします。降ろす時も二人以上で降ろします。